『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』第3弾ポスタービジュアル【写真:(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable】((C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable)
こんにちは。たまごです。
先日、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章を見てきました。
もう、圧倒的映像美!!!素晴らしすぎます。
そして、息をのむほどの怒涛の展開!
本編上映時間は、2時間35分とアニメーション映画にしては長尺ですが、本当にあっという間でした。
語り出すときりがないので、さっそく個人的に感動したポイントを2つ紹介します。
※ネタバレはほとんどないと思いますが、まだ映画を見ていない方はご注意ください。
物語の舞台「無限城」がすごい!
映画冒頭から、物語の舞台である「無限城」の美しさに、言葉を失いました。
その映像美といったら、制作チームの汗と血と涙を感じずにはいられません。
建物の一つひとつの作り込みが本当に素晴らしいです。
木目や灯りの反射などの細部にいたるまで、恐ろしいほど丁寧に表現されています。
そして、そんな建物が自在に動きながら無尽蔵に広がっていく様は、まさに無限の城……!
とくに、無限城が広角で映るシーンは圧巻です。
夜の帳に妖しく煌めく無限城は、あまりに綺麗でどこか不気味な感じがして……
それは、まるで鬼舞辻無惨を表しているかのようでした。
さて、アニメ化の魅力の一つとして、漫画では読者の想像力に委ねられている部分を、表現できる長所があります。
その表現が、良い意味で読者の想像を超えたとき、作品の世界がより広がりをみせると個人的に思っています。
そういう点でいえば、映画の無限城は、想像を遥かに超えて、もはや神の領域でした。
わたしは、無限城の壮大な世界観に改めて気づかされ、同時に、制作チームの想像力とそれを実現する熱量に、畏敬の念を抱きました。
主題歌のLiSA「残酷な夜に輝け」が沁みる
行け
LiSA「残酷な夜に輝け」
果てしない世界のかなしみは
この小さな手のひらに余るけど
優しい日々には
もう戻れない
どこにも帰らない
明日へ
篝火を高く燃やすから
残酷な夜に輝け
作詞・作曲・編曲:梶浦由記
劇場で初めて「残酷な夜に輝け」を聴いたとき、鬼殺隊の姿そのものだと感じました。
憎しみや悲しみを乗り越えて、その先にある未来をつかみ取るため、心を燃やして戦い、たとえ命が尽きようとも、想いを繋いでいく。
「永遠というのは人の想いだ。人の想いこそが永遠であり不滅なんだよ」
お館様の言葉が頭に浮かんできます。
鬼殺隊が道を進めるように、グッと背中を押すような、力強い願いが込められた曲だと思いました。
それから何度も聴くうちに、これは鬼殺隊の背中を押すだけでなく、鬼たちにも救いがある曲かもしれないと考えるようになりました。
歌詞中の「世界のかなしみ」が、「悲しみ」であり「哀しみ」でもあるのだとしたら……
鬼たちが人間だった頃の、やりきれない過去や、憎しみに支配された魂にも、救いがあるように感じます。
夢見ていたんだ
LiSA「残酷な夜に輝け」
君が側にいて
懐かしい青空を見上げてた
生きていることは
美しいんだよ
それだけでいいよと
笑ってた
作詞・作曲・編曲:梶浦由記
鬼殺隊と鬼。
立場は違えど、かつて夢見ていた景色は、そう違わないのかもしれません。
本当に聴けばきくほど、今回の映画にぴったりで泣きそうになります。
やはり梶浦由記さんが手がける楽曲は神曲です。
まとめ:劇場版「鬼滅の刃」無限城編 は熱量が半端ない作品
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章は、制作に関わる方々の熱量が半端ない作品です。
映画を鑑賞しているときに、作品を通して、つくり手の熱量がひしひしと伝わってきました。
絵も音もストーリーも演技も音楽も、全てが想像を超えた素晴らしいものでした。
まだ見てないという方は、ぜひ劇場に足を運んでみてください。
今回の映画は、原作の16~18巻の途中までにあたります。よろしければ漫画もどうぞ!
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