あると便利!小学校教員の仕事効率化おすすめツール【厳選11選】

教員

こんにちは。元小学校教員のたまごです。

教員の仕事って、膨大かつ多岐にわたっていて、時間がいくらあっても足りませんよね。

だから、少しでも仕事を効率良くこなすための便利なツールがかかせません。

わたしも教員時代には、先輩教員の真似をしていろいろなツールを試してきました。

そこで今回は

教員の仕事効率化におすすめのツール

を「11選」紹介します。

本当に良かったものだけを厳選したので、これを真似すれば仕事が捗ること間違いなしです!

具体的には

・ICT機器
・アプリ
・文具類

と種類別に紹介していきます。

たまごちゃん
たまごちゃん

便利すぎてもう手放せない…!ぜひ使ってみてね!

ICT機器

まずはICT機器です。

少し値段が高めのものもありますが、仕事とプライベートの両方で使えるので元は取れると思います!

iPad mini

iPad miniは、特に新任教員の方におすすめです。

なぜなら、画像データとして必要な資料を取り込めば、通勤中や勤務中に持ち歩く荷物をかなり減らせるからです。

わたしは新任の頃、授業準備や教材研究のために、毎日大量の指導書を自宅に持ち帰っていました。

しかし、iPad miniを1台持ち歩くだけで、どこでも取り込んだデータを確認できるようになり、重い荷物を持ち帰る必要がなくなりました。

iPadではなくiPad miniが良い理由としては、漫画の単行本とほぼ同じサイズ重さも300g未満なので、毎日の持ち運びに向いています。

ちなみにスペックは

・容量:128GBか大きくても256GB
・ネットワーク:Wi-Fiモデル

で十分対応可能です。

少し値段は高めですが、本当に良いことずくめなので、ぜひ仕事で使ってみてください。

たまごちゃん
たまごちゃん

費用対効果はバツグン!

 

Apple Pencil

iPad miniとぜひ一緒に使いたいのがApple Pencilです。

Apple Pencilがあれば、授業用ノートや板書計画を手書きデータとして保存できるので、ノート類も持ち歩かなくて済みます。

しかも、場所を選ばず授業準備ができるようになるので、作業効率が格段にアップします。

Apple Pencilを使うメリットは他にもあります。

・書き間違えてもすぐに消せる

・タッチペンの色や種類を好きに選べる

・紙が足りなくなることがない

・インクがなくなることがない

などです。逆にデメリットは

・充電が必要

・値段が高い

などがあります。

安くて互換性のあるタッチペンはたくさんありますが、機能と保証を考えるとやはり純正品が安心です。

最新モデルのiPad mini(A17 Pro)に対応しているタッチペンは

・Apple Pencil(USB-C)
・Apple Pencil Pro

の2種類です。

Apple Pencil Proは、筆圧感知などの機能があり、より繊細な線を描くことができます。

今回紹介する11選には入っていませんが、まるで紙のような書き心地の「ペーパーライクフィルム」もおすすめです。

 

ワイヤレスマウス

ワイヤレスマウスは、教室で大型テレビを使うときに大活躍します。

大型テレビを使用するときは、教員用ノートパソコンとケーブルで繋ぐことが多いと思います。

大型テレビは、大きさや電源の関係から教室の隅に配置されますが、有線のマウスだと、画面操作のたびに教室の隅まで移動しなければいけません。

これがワイヤレスマウスに変えるだけで、教卓からの画面操作が可能になります。

ワイヤレスマウスは、どんなパソコンにも対応できるように、USBワイヤレスレシーバータイプがおすすめです。

 

テンキー

テンキーは、成績入力のときに重宝します。

数十人分のテストの点数を入力するのに、テンキーを使わない手はありません。

テンキーを使うと

・数字入力が圧倒的に速くなる

・誤入力が減る

ので、作業効率がかなりアップします。ぜひ一度試してみてください。

たまごちゃん
たまごちゃん

本当に一瞬で成績入力が終わるよ!

 

Bluetoothスピーカー

ひとつ常備しておくと便利なのが、Bluetoothスピーカーです。

Bluetoothスピーカーを持っていると

・持ち運びが簡単

・電源がない場所でも使える

・離れたところから操作できる

・学校のスピーカーを借りたり返したりする手間が省ける

など、自由が利きます。

体育のラジオ体操や運動会のダンスの練習、休み時間のBGM、お楽しみ会など、いろいろな場面で使えます。

運動場やプールで使うことも考えて、防水タイプにしておくと安心です。

 

アプリ

続いては、iPadに入れておきたい「授業準備」で使うアプリを紹介します。

無料版もあるのでぜひ試してみてください。

Goodnotes

「Goodnotes」は、iPad・iPhone・Mac向けのデジタル手書きノートアプリです。

授業用ノートや板書計画を書いたり、指導書をスキャンしてPDF化したりすることができます。

わたしはこのアプリのおかげで、授業準備がものすごく楽になりました。

主な機能としては

・ノートや資料などを効率よく準備・共有できる

・手書きメモとデジタル資料を一元管理できる

・手書き文字検索ができる

・どのデバイスからもアクセスできる

など、手書きとデジタルの良いとこどりをしています。

「Goodnotes」の料金プランは、

  • 無料プラン
  • 一括買い切り
  • サブスクリプション

の3つから選べます。まず無料で試して、気に入ったらアップグレードできる仕組みです。

 

Canva

「Canva」は、誰でも簡単にデザイン制作ができるオンラインツールです。

ブラウザとアプリの両方で使えます。

ワークシートや掲示物を作るときに便利ですよ!

主な機能としては

・デザイン作成(テンプレート利用)

・写真・イラスト・フォント素材の提供

・テキスト編集

・リアルタイム共同編集

・簡単な動画編集機能

・豊富な書き出し形式(PNG、JPG、PDF、SVG、MP4、GIFなど)

などがあり、料金プランによって使える範囲が変わります。

「Canva」の料金プランは

  • 無料プラン
  • Canva Pro(有料)
  • Canva for Education(無料・教員向け)

の3つから選べます。

③のプランは、教育機関向けにPro相当の機能が無償で提供されていて、審査はありますが、教員なら登録申請することができます。

 

文具類

最後は、教員の仕事にはかかせない文具類を紹介します。

文具選びのポイントも合わせてお伝えします!

スタンプ

いわゆる「ごほうびスタンプ」です。

スタンプは、毎日いろいろなノートやプリントに押すので、耐久性や汎用性の高さを重視して選びましょう。

スタンプ選びのポイントは4つあります。

  • 台木(持ち手部分)が木製
    プラスチック製は衝撃や劣化で割れやすいため、耐久性の高い木製がおすすめです。
      
  • 印面がゴム印
    ゴム印はスタンプ台を使うので、浸透印よりインクが長持ちします。
     
  • 前向きなワード or 絵柄のみ
    「見ました」「OK」「GOOD」などの前向きなワードが、何にでも使いやすいです。
    また絵柄だけも汎用性が高くておすすめです。
     
  • サイコロキャラメルぐらいの大きさ
    押しやすくインクも均等につくサイズです。
    誰の目にも一目でチェック済みであることが伝わります。

以上のポイントをおさえた、「ビバリー」のスタンプセットは、絵柄やワードのバリエーションが豊富で、デスクにひとつは入れておきたいスタンプです。

 

B4 バスケット

学校ではノートやプリントの回収ボックスとして、バスケットを使うことが多いですよね。

バスケット選びにもポイントがあります。

  • 大きさはB4
    B5ノートを開いたまま回収することができます。
     
  • 耐荷重5㎏
    ノート1冊の重さは約130gです。これが40人分となると5㎏を超えます。

以上の2つです。

こちらは100円ショップのもので十分対応可能です。2~5個あると何かと便利ですよ。

 

持ち手付き バスケット

PCや教務必携、配布書類、筆記用具、水筒など、職員室から教室まで持って行く荷物って、意外とかさばりますよね。

そんな荷物運びにおすすめなのが、持ち手付きバスケットです。

メリットとしては

・中身が見えやすく、取り出しやすい

・形がしっかりしているため、荷物が偏ったり倒れにくい

・自立するので、そのまま床や机に置いて使える

・安定感があり、片手で持てる

などがあります。

浅型タイプが荷物を整理しやすくておすすめです。

 

マグネット

マグネットは、学校で支給される場合もありますが、個人持ちしておけば人事異動の際に気兼ねなく次の学校に持って行けます。

マグネット選びのポイントは5つです。

  • 磁力が強い
    画用紙や模造紙などの重さがあるものでも、落ちにくい・ズレにくいことが必須です。
     
  • ラウンドタイプは磁石一体型
    磁石が接着されているタイプは壊れやすいため、一体型がおすすめです。
      
  • 棒タイプは裏面全面が磁石
    模造紙の角に斜めに取り付けるときなど、どんな向きでもしっかり固定することができます。
      
  • クリップタイプは大きめ
    人数分のプリントや大きい落とし物などを挟んで、掲示することができます。
     
  • フックタイプはフックが大きく可動するもの
    日付札や日直札を束ねたリングを引っかけて黒板に貼ったり、バインダーや帽子を引っかけてデスクや棚に貼ったりできます。

ラウンドタイプは「べロス」、棒タイプは「コクヨ」のものが機能的で使いやすいです。

 

まとめ:教員の仕事効率化ツールの紹介でした

以上、実際にわたしが使っていて、本当に良かったツールの紹介でした。

いろいろなツールを試してきましたが、今回紹介したツール以外は使わなくなってしまいました。

この11選のツールを揃えれば、おおかたツール面での仕事効率化は盤石なものになるでしょう。

あとは、スキル面で仕事を効率化できれば鬼に金棒ですが、こればかりは経験を積んで学んでいくしかありません。

今できる「ツールの強化」×「スキルの向上」で、定時に仕事を終わらせましょう!

スキル面のノウハウも続々記事にしていきますので、ぜひ参考にしてください。
 

著者プロフィール
たまご

東京在住 30代 ライター
 
会社員のときに教員免許を取得
元公立小学校教員
結婚にともなう移住で退職
現在はブログ運営中
 
これまでの経験をもとに、社会人から教員を目指す方や、新任教員の方に向けて、役立つ情報をお届けします。
 
押し活ブログでは、モーニング娘。’25を中心に、ハロプロの魅力を発信予定!
 

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